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最終更新日 : 17 Mar.2003

2003/3/4-2003/3/11
JS6QVP and JS6QVQ

沖縄県島尻郡南大東村(南大東島)
IOTA AS-047

今回の計画のはじまり

2002年9月の島根県隠岐AS-041の運用も終え、さあ次はどこに行こうかということになり、候補を兄のJI5USJと検討しはじめました。今回のポイントは、アンテナが十分展開できる広さがある場所、なるべく安く行けて、しかも運用期間を1週間前後にする。日本のIOTAの島の中で、珍しい場所で有人島がよい、ということで、大東列島に決定しました。

大東列島は、北大東島、南大東島、沖大東島の3つの島からなる島ですが、現実的に、沖大東島は、米軍の演習地なので民間人の上陸は不可能なので、北か南ということになりました。南大東島を選んだ理由は、キャンプ場に隣接する村営バンガローがあるという理由からでした。他の運用者は、ほとんどが「吉里ホテル」という島の中心部にあるホテルから出ているようですが、さすがに1週間ともなると宿泊費用だけでも、相当なものになってしまいます。土日だけというなら話は別ですが・・・。

準備開始

計画が決定したところで、予算が少ないので、沖縄本島までの行きはJASの1万円の航空券を狙い、帰りは、若者の特権のスカイメイトで空席があるところに降りるという無謀な計画としました。また、沖縄本島から南大東島までは、空路と海路がありますが、毎日運行される空路の往復4万円は、さすがに無理なので、1週間に1回の船でしかも学生の特権、学割片道3,700円に迷わず決定しました。

実は、3月の船の出航予定は、2月20日前後にならないと分からないと言われましたが、3/3の飛行機を2ヶ月前の1月に予約しました。もし、3/2に出航なら、最悪1週間那覇ということも考えられましたが、別の趣味もあり、よしとしました。

200W固定局免許の取得

1月はじめに、二人そろって、南大東島から200Wで運用するため、村から運用の許可を取り、免許申請をしました。この後1ヶ月後に、JS6QVPとJS6QVQが発給され、晴れて200Wで運用できるようになりました。

なぜ、200Wかとよく聞かれますが、一つは、サイクル23も下降期に入り、ローバンドの運用を考慮してのことと、パイルアップになったときに、コールバックが聞こえずに延々と呼び続けられるのをさけるためでした。結果として、7MHzの国内でも相手にコールバックが全く聞こえないというようなことが、あまり無かったようにも思います。

船の出航日決定

2月18日に大東海運に連絡、3月の予定を聞きました。なんと、運良く3月3日出航ということで1日も那覇で宿泊することなく、南大東島へいけることになりました。

ここから、本格的に準備開始です。まず、20kg以下で長いもの以外は郵便局で送り、それ以外の規格外は、宅配便としました。郵便局を利用する理由は、とくに沖縄に荷物を送ると民間業者と最大3倍近く料金の開きが出るからです。島の人も、ほとんどが郵便局から荷物を送るようです。

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